2010年3月12日金曜日

アースソフトPT2 + Atomで録画PCを構築(2) 設定編

前回の続きです。アースソフトPT2を利用した録画サーバを構築し、普段使いのPCを視聴クライアントとして、リモートからリアルタイム視聴・録画予約・録画した番組を再生できるようになるまでの記録。前回まででソフトウェアのインストールと基本的な設定が終わったので、今回は詳細設定を確認してみます。

TvRockの設定

録画サーバ側で行う設定です。

  1. タスクトレイのTvRockのアイコンを右クリック →  「設定」をクリック
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  2. 「TvRock設定」ウインドウが開くので、「録画基本設定」から下記の設定を変更
       録画開始時間デフォルト:  デフォルト「30」秒を「03」秒に変更。予約時間のXX秒前から録画を開始するようになる。
                     PCの時計のズレにもよるけど、3秒くらいでいいかな?
       視聴・録画デフォルト:   デフォルト「 通常」を「録画のみ」に変更。「通常」にしておくと、録画と同時に視聴ウインドウが開くのか?
                     よくわからない。
       ファイル名置換フォーマット: デフォルト「@TT@NB@SB」に付け足して、「@TT@NB@SB_@2YY@MM@DD」に変更。
                      録画ファイル名の末尾に100312とか、日付がつくようになる。
      416d2e42cbaa5bd1e14e3f7972cfeccb.jpg
    とりあえずこのくらい。「OK」をクリックしてウインドウを閉じる。
  3. タスクトレイのTvRockのアイコンを右クリック → 「インテリジェント」をポイント → 「おまかせ番組情報取得」をポイント → 「レベル2」をクリック
    TvRock番組表の更新設定です。放送波から、定期的に番組情報を取得して、番組表を更新してくれます。
    「レベル2」にしておくと、毎日取得に加えて、録画予約の1時間前・20分前に取得するようになります。野球延長等で、番組の時間が急遽変更になっても、追従してくれるようになる。「レベル3」は「レベル2」に加えて、3時間前にも取得、「レベル4」は「レベル3」に加えて、6時間前から1時間ごとに取得。
    とりあえず「レベル2」くらいでいいかなと思ったので、「レベル2」にした。
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  4. 同様に、タスクトレイのTvRockのアイコンを右クリック → 「インテリジェント」をポイント → 「おまかせ番組情報取得」をポイント → 「毎日取得時間・BS/CS 2時間」をクリック。CSを契約しているので長めにした。仮に2時間以内に番組情報取得が終わらないと、取得が中断される(番組表が不完全になる)。
  5. タスクトレイのTvRockのアイコンを右クリック → 「ツール」をポイント → 「チャンネルエディタ」をクリック
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  6. 「チャンネルエディタ」ウインドウが開くので、TvRock番組表に表示したくないチャンネルを削除。特にCSは契約しているもの以外は削除。
    「OK」をクリックして終了。
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TvRock番組表で録画予約

視聴クライアント側から行います。

  1. ブラウザで、http://(録画サーバのIPアドレス):8969/nobody/ を開く(デフォルトの場合)。使い方はいろいろクリックしてみるとわかるかと。詳細は省略。
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  2. 番組を毎週録画する予約を入れてみる。
    上部の「キーワード検索」をクリックし、番組名を「タイトルキーワード」に入れ、必要なら、チャンネル等を選択(通常は全選択でよいかと)。
    「検索」をクリックすると、下のほうに検索条件に合致した番組が表示されるので、検索条件が適切かをみる。
    不要な番組が含まれるなどの時は、適当に検索条件を変えて、再検索。
    条件が適していると思ったら、「自動検索予約の編集」をクリック。
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  3. 画面遷移後、「自動検索予約リスト登録」をクリックで終了。
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    上部の「予約リスト」をクリックすると、予約が入ってると思う(ちょっと時間がかかるかも)。
    あとは、必要な分だけ、繰り返す。
    定期的に「予約リスト」を確認して、思い通りに動いているか確認、みたいな運用になる。  

TVTestの設定

視聴クライアント側の設定です。

  1. Windows 7のデフォルトのデコーダはコーミングノイズ(縞々模様)が出やすいので、他のデコーダを導入する。
    PT1/2アップローダから、MPV Decoder (Compiled by ICC, up0182.zip) をダウンロード。
    解凍して、適当なフォルダに置く。(私は、C:\Program Files (x86)\Tools\MPV Decoderに置いた)
    CPUの種類(Atom/Core2とか最近のIntel系/その他)の種類に応じて、サブフォルダ(私の場合は、Core2(SSSE3))からMpeg2DecFilter.axを上位フォルダ(C:\Program Files (x86)\Tools\MPV Decoder)に移動。Install.batを右クリック → 管理者として実行をクリック。
  2. TVTest.exeを起動。画面上を右クリック → 「設定」をクリック。
  3. 「設定」ウインドウの「一般」にて、下記を設定。
      デコーダ:  「MPC - MPEG-2 Video Decoder (Gabest)」を選択。
      レンダラ:  「EVR」か「VMR9」のどちらかがいい感じ。
      スクランブル解除にSSE2命令を使用する: チェックを入れる
      現在のサービスのみスクランブル解除する: チェックを入れる
      契約情報の更新(EMM処理)を行う: チェックを入れる。CSを契約しているので。動作するかは未確認。  
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  4. 「チャンネルスキャン」をクリックして、改めてチャンネルの設定を行う。「スキャン開始」をクリックし、暫く待つ。終わったら、「チャンネル一覧」から、視聴しないチャンネルのチェックを外す(特にCS)。
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  5. チャンネルスキャンは4チューナ分それぞれ行わなければならないようなので、いったん「OK」をクリックして「設定」ウインドウを閉じる。
    テレビのウインドウの左下のボタンをクリックし、未設定のドライバ名を選択する
    (チューナ1は〜T0.dll、チューナ2は〜T1.dll、チューナ3は〜S0.dll、チューナ4は〜S1.dllに対応している) 。
    選択したら、もう一度「設定」ウインドウを開いて、4.の手順を行う。チューナ3・4は、「対象チューニング空間」にてBSとCS110それぞれで行う。
    全チューナ分繰り返す。  
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以上です。他にもいろいろ設定項目がありますが、ほとんど理解していません。また時間を見つけて試してみたいと思います。

次は、PT2で録画したTSファイルを、良く使っているMac OS XやPS3で再生出来るか・利便性はどうなのかを検証してみます。


"PlayStation 3(250GB) 地デジレコーダー(torne トルネ同梱)パック(CEJH-10010)" (ソニー・コンピュータエンタテインメント)


"torne(トルネ)(CECH-ZD1J)" (ソニー・コンピュータエンタテインメント)



2010年3月4日木曜日

アースソフトPT2 + Atomで録画PCを構築(1) 構築編

アースソフトPT2を利用した、録画サーバを作成し、普段使いのPCを視聴クライアントとして、リモートからリアルタイム視聴・録画予約・録画した番組を再生できるようになるまでの記録。2010/3/5時点での情報です。細かい情報・解釈の間違いがあるかもしれませんが、ご容赦を。


用意したハードウェア

  • マザーボード POV-ION-MB330-1 (HDMI出力が欲しかったので、D510ではなく、IONを選択)
  • メモリ DDR2 2GB 2枚
  • ケース NOAH 800AL-BK (PCIが1枚させる前提でたぶん最小クラスのケース。ただ、どの店でも取寄)
  • カードリーダ NTT-ME SCR3310-NTTCom
  • 赤いB-CASカード BDレコーダから拝借
  • アースソフトPT2Rev.A
  • アンテナケーブル 楽天のアサヒデンキさんより、4分配器 AP4204FS と、F型コネクター FP5 10個を購入し、自作。
    同軸ケーブルは使用していたやつを適当な長さで5つにぶった切って使用。
  • Cドライブ用のSSD Intel X25-V Value SATA SSD 40GB SSDSA2MP040G2R5
  • Dドライブ(録画データ保存用)の1.5TB HDD(HD154UI) ※いまならWD15EARSかWD20EARSがいいと思う。
  • OS Windows 7 Ultimate

新しく買ったのは、マザーボード・ケース・カードリーダ・PT2・アンテナケーブル関連。それ以外は、Atomで組んでいた別PCを廃止して流用。光学ドライブは内蔵しません。

とはいいつつ、ケースがまだ届きません。納期1ヵ月・・・。てなわけで、余った電源で仮組み。

(アンテナケーブル短すぎた・・・。)


P1010392.JPG


OSインストール

詳しくは書きません。

USB外付けのDVDドライブを一時的につないで、Windows 7 32ビット版をインストール(64ビット版だと、PT2ドライバインストール時に一苦労あるらしい。面倒だったので、32ビットを選択)。

nVidiaのサイトから、ION用のドライバ(Graphics, Chipset, HDMI Audio)をダウンロードし、インストール。

NTTComのサイトより、カードリーダドライバダウンロード、インストール。

Windows Update。Microsoft Security Essentialsをインストール。

適当なアーカイブ解凍ソフトをインストール。

IPアドレスを固定。リモートデスクトップを有効化。スリープ機能を解除。

以降はすべてリモートデスクトップ経由で操作。

PT2のドライバ・SDKのインストール

アースソフトのダウンロードページより、ドライバ・SDK・サンプルをダウンロード。ドライバ→SDKの順でインストール(ドライバインストール時に警告がでるが、気にせずインストール)。

その後、サンプルを解凍してできた、Sample.exe (PT-Windows-Sample\Output\Release\x86\Sample.exe) を実行。使い方がよく分からないが、ボードを認識していることは確かなので、よしとした。

BonCasLinkの導入

BonCasLinkを導入することで、B-CASカードを録画サーバ・視聴クライアントで共有できるほか、BonCasLinkをサービスとして起動させることで、録画サーバにリモートデスクトップでつないでも、スマートカードが切断されない、という利点があります。

導入手順は、こちらを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

  1. BonCasLinkの動作には、Microsoft Visual C++ 2005 SP1 redistributableパッケージが必要なので、こちらからダウンロード、インストール。
  2. DTV関係ツールより、BonCasLink (v1.10, BonCasLink0110.zip) をダウンロード。
  3. 適当なディレクトリに解凍 (私は、C:\Program Files\Tools\ に置いた)。
  4. コマンドプロンプトを管理者権限で開く。(スタートメニューのプログラムとファイルの検索に、「cmd」と入力。表示された、cmdプログラムを右クリックし、「管理者として実行」をクリック。)
    201003050430.jpg   
  5. コマンドプロンプトで、下記コマンドを実行し、BonCasLinkをサービスとして登録(ディレクトリ名は適当に置き換えて)。特にエラーがでなければOK。

    cd "\Program Files\Tools\BonCasLink\サービス版"
    BonCasService.exe /Service
    exit

  6. 登録した、BonCasLinkを自動開始サービスに設定。(スタートメニューのコンピュータを右クリック、「管理」をクリック。
      開いた「コンピュータの管理」ウインドウの左メニューから、「サービスとアプリケーション」→「サービス」をクリックし、表示されたサービスの一覧から、「BonCasLink」をダブルクリック。
    スタートアップの種類を「自動」にしておく。ついでに「開始」をクリックし、サービスを開始しておく。
      「OK」クリック。「コンピュータの管理」ウインドウを閉じて終了。)
    201003050448.jpg
  7. C:\Program Files\Tools\BonCasLink のBonCasProxy.exeをダブルクリックして実行。ついでに、サーバ起動時にも実行されるよう、スタートアップにBonCasProxy.exeのショートカットを放り込んでおく。

動作確認はまた後ほど。

Spinelの導入

録画・視聴ソフトウェア等が、Spinelというソフトウェア経由でPT2を利用することで、PT2を複数のソフトウェアで共有したり、リモートから使用する、といったことも可能になるらしい。

導入手順は、こちら を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

  1. DTVアップローダ より、Spinelの最新版(up0173.zip)、PT1/2アップローダより、BonDriver_PT-STの最新版(up0245.zip, up0269.rar)BonDriver_PT-STをダウンロード。
    ※up0245.zipの中のBonDriver_PT-S.dllのみ、 up0269.rarの中のものと差し替えて使う。
  2. up0173.zipの中のSpinel3を、適当なディレクトリに配置。
  3. up0245.zipの中身を、すべて2.で作成した、Spinel3\BonDriverに配置。
  4. up0269.rarの中身を、Spinel3\BonDriverに配置(3.で解凍したものと同じファイル名のものは、上書き)。
  5. チューナの数(PT2は4チューナ)の数だけ、連番付きでDLLを複製。
    具体的には、BonDriver_PT-S.dllをBonDriver_PT-S0.dllにリネーム。BonDriver_PT-S0.dllをコピーして、BonDriver_PT-S1.dllにリネーム。
    BonDriver_PT-T.dllも同様。
  6. Spinel3\BonDriverの中がこんな感じになるはず。
    201003050521.jpg
  7. Spinel3ディレクトリの中の、Spinel.exeをダブルクリック。セキュリティ警告が出るが、アクセスを許可する。開いたSpinelのウインドウで、4チューナが認識されていればOK。
    201003050524.jpg  
  8. サーバ起動時に実行されるよう、Spinel.exeのショートカットをスタートアップに放り込んでおく。作成したショートカットのプロパティから、「実行時の大きさ」を「最小化」にしておく。


TvRock, TvTestの導入

こちら参考にさせていただきました。ありがとうございます。

  1. DTVアップローダより、BonDriver_Spinelの最新版(ver.3.1.3.0, up0162.zip)、TvRockOnTVTest (修正版8.1, up0204.zip)をダウンロード。
    ※up0162.zipには、旧版のSpinelも含まれますが、BonDriver_Spinelのみを使う。
  2. TvRockのサイトより、TvRock (Ver.0.9t8a, TvRock09t8a.lzh) をダウンロード。
  3. HDUSアップローダより、TVTest (ver.0.6.5, up0475.zip)、RecTest (ver.0.3.1, up0470.zip)をダウンロード。
  4. TvRock (TvRock09t8a.lzh)を適当なフォルダに解凍、配置。(私は、C:\Program Files\Tools\TvRock とした)
  5. TVTest (up0475.zip)を適当なフォルダに解凍、配置。(私は、C:\Program Files\Tools\TVTest とした)
  6. RecTest(up0470.zip)を、TVTestと同じフォルダに配置。下のような感じになるはず。
    201003050611.jpg  
  7. TvRockOnTVTest(up0204.zip)を、TVTest\Pluginsに配置。下のような感じになるはず。
    201003050613.jpg
  8. BonDriver_SpinelをTVTestのフォルダにコピー。チューナの数の分だけコピーを作る。具体的には、
    BonDriver_Spinel.dll → BonDriver_Spinel_T0.dll, BonDriver_Spinel_T1.dll, BonDriver_Spinel_S0.dll, BonDriver_Spinel_S1.dll
    とコピーする。BonDriver_Spinel.dll.iniも同様。
    TVTestフォルダ内のBonDriver_UDP.dll, BonDriver_UDP.dll.ini はいらないので、別のフォルダに退避しておく。
    下のような感じになるはず。
    201003050628.jpg  
  9. 同フォルダ内の、BonDriver_Spinel-XX.dll.iniをメモ帳で開いて、TunerPathを適切に設定する。
    201003050704.jpg
    計4ファイルを、それぞれ下記のようにする。
    BonDriver_Spinel-T0.dll.ini: TunerPath = "PT/0/Terra/0"
    BonDriver_Spinel-T1.dll.ini: TunerPath = "PT/0/Terra/1"
    BonDriver_Spinel-S0.dll.ini: TunerPath = "PT/0/Satellite/0"
    BonDriver_Spinel-S1.dll.ini: TunerPath = "PT/0/Satellite/1"


TvRock, TvTestの設定

  1. TvRockのフォルダのDTune.batを実行。下記ウインドウでOKをクリック。
    201003050616.jpg     
  2. 下の画面で4チューナを選択。「次へ」をクリック。
    201003050618.jpg
  3. 各チューナの設定画面になる。
    201003050641.jpg
    上図のように設定して、「次へ」をクリック。ただし、チューナータイプと、「実行アプリ名(試聴用)」の「オプション」の欄と、「実行アプリ名(録画用)」の「オプション」の欄は、下記のようにチューナ個別に記入する。
    チューナータイプ
    チューナー1,2: 地上波デジタル
    チューナー3,4: BS/CS
    実行アプリ名(視聴用)のオプション部分
    チューナー1: /d BonDriver_Spinel-T0.dll /DID A
    チューナー2: /d BonDriver_Spinel-T1.dll /DID B
    チューナー3: /d BonDriver_Spinel-S0.dll /DID C
    チューナー4: /d BonDriver_Spinel-S1.dll /DID D

    実行アプリ名(録画用)のオプション部分
    チューナー1: /tvrock /d BonDriver_Spinel-T0.dll /min /DID A
    チューナー2: /tvrock /d BonDriver_Spinel-T1.dll /min /DID B
    チューナー3: /tvrock /d BonDriver_Spinel-S0.dll /min /DID C
    チューナー4: /tvrock /d BonDriver_Spinel-S1.dll /min /DID D
  4. 4チューナ分終わると、下記画面になる。チューナ1と2、チューナ3と4がお互いに連携録画候補になっていることを確認して、「次へ」をクリック。
    201003050653.jpg   
  5. 地上波チャンネル設定。「視聴地域チャンネル一覧」から、自分の住む地域を選ぶ。「次へ」をクリック。
    201003050655.jpg  
  6. BSチャンネル設定。特に変えるところもないので、そのまま「次へ」をクリック。
    201003050656.jpg
  7. CSチャンネル設定。変えるところはよくわからないので、そのまま「次へ」をクリック。
    201003050705.jpg
  8. 番組情報取得。「次へ」をクリック。
    201003050706.jpg  
  9. TVTestが自動で起動する。セキュリティ警告が出た場合は、OKをクリック。番組情報取得が完了するまで、30分ほど待つ。終了画面になったら、「次へ」をクリック。
    201003050731.jpg  
  10. 番組表をブラウザで表示するための設定画面になるので、適当に入力して、「次へ」をクリック。セキュリティ警告は、「アクセスを許可する」をクリック。
    201003050732.jpg  
  11. 終了。「終了」をクリック。
    201003050734.jpg  
  12. TvTestを起動するとテレビが見れるはず。ただし、リモートデスクトップだとダメ。


リモート(クライアント)PCへのTVTestの導入

クライアント側のセットアップの前に、クライアントから、サーバ側のBonCasLinkに接続できるようにWindowsファイアーウォールの設定を行う。
  1. スタートメニュー→コントロールパネル→システムとセキュリティ→Windowsファイアーウォール →詳細設定 をクリック。
    「セキュリティが強化されたWindowsファイアーウォール」 というウインドウが開くので、左のメニューの「受信の規則」を右クリック。「新しい規則」をクリック。
    201003052317.jpg   
  2. 「新規の受信の規則ウイザード」にて「プログラム」を選択し、「次へ」をクリック。
    201003052318.jpg  
  3. 「このプログラムのパス」に、BonCasService.exe の場所を入力。「次へ」をクリック。
    201003052320.jpg  
  4. 「接続を許可する」を選択して、「次へ」をクリック。
    201003052321.jpg  
  5. 「プライベート」のみを選択して、「次へ」をクリック。
    201003052322.jpg
  6. 「名前」に「BonCasService」と入力して、完了をクリック。「セキュリティが強化されたWindowsファイアーウォール」を終了する。
    201003052323.jpg   

サーバ側の設定は終了です。次に、クライアント側の設定。クライアント側のOSは下記例では64ビットですが、適当に読み替えてください。

  1. 上記でダウンロードした、BonCasLink1.10.zipを適当なフォルダに解凍。(C:\Program Files (x86)\Tools\BonCasLink とした)
  2. BonCasProxy.exeを実行。タスクトレイに201003052335.jpg なアイコンが現れるので、クリックして、「クライアントの設定」をクリック。
    BonCasProxyの設定ウインドウのIPアドレスに、サーバのIPアドレスを入力し、「OK」をクリック。
    201003052336.jpg
  3. BonCasProxy.exe のショートカットをスタートアップに放り込んでおく。
  4. 上記でダウンロードした、 TVTest (up0475.zip) を適当なフォルダに解凍。(C:\Program Files (x86)\Tools\TVTest とした)
  5. 上記「TvRock, TvTestの導入」の8.と9.の手順をクライアント側でも実行。(TVRockOnTVTest, RecTestは不要)
    BonDriver_Spinel-XX.dll.ini の編集の際、下記の部分も変えておく。
    201003052348.jpg
    Address = "192.168.0.3:48083" (127.0.0.1をサーバのアドレスにする。)
    RequireExclusiveChannelControl = 0 ( = 1を書き換える。)
  6. TVTest.exeを実行。TVTest初期設定は、たぶんデフォルトのままで良いと思う。
    201003052354.jpg
    TVTestが起動する。チャンネルスキャンを実行して、完了。
    201003052357.jpg  

以上です。サーバ側・クライアント側の細かい設定は、また後ほど見ていこうと思います。


"PT2Rev.A" (アースソフト)


"NTT-ME SCR3310-NTTCom" (NTT-ME)